【課題3−8 ポインタ】
<ポインタとは>
ポインタは「アドレスを記憶するための変数」.間接的に変数や配列の値を扱うときに使う.
<ポインタの宣言と使い方>
1.宣言
(構文) データ型 *ポインタ名;
アドレスを記憶する領域のデータ型と,ポインタ宣言子(*)を用いて宣言する.
(例) int
a;
int *p;
int型の領域のアドレスを記憶する,pという名前のポインタを宣言している.
2.アドレス(ポインタの中身)の設定
(例) p = &a; // pに変数aのアドレスを代入.
あるいはまとめて
(例) int
*p = &a;
3.参照
(構文) *ポインタ名
ポインタに*をつけて,「ポインタの指すアドレスの中身」を表す.この場合の*は間接参照演算子と呼ばれ,宣言で使った*(ポインタ宣言子)とは異なる.
(例) *p
= 123; //
pの指すアドレスに123を代入.
printf("%d",
*p); // p の指すアドレスの中身(123)を出力