<プロトタイプ宣言>
(例)
#include <stdio.h>
int summation(int a, int b); /* 関数summationのプロトタイプ宣言 */
int main(void) {
int
n=2, m=3;
int
result;
result=
summation(n, m); /*
関数summationの呼び出し */
printf("Sum
of %d and %d is %d\n", n, m, result);
return
0;
}
/* 関数summationの定義
*/
int summation(int a, int b) {
int
sum;
sum
= a+b;
return
sum;
}
上の例では、第2行目の
int summation(int a, int b);
というところで、この関数の「プロトタイプ宣言」をしています。プロトタイプ宣言は、コンパイラに対して関数の情報を与えるためのものです。プロトタイプ宣言は省略可能ですが、記述しておくと、コンパイル時に関数の呼び出しと定義が異なっている場合にはエラーを出力してくれます。
プロトタイプ宣言では、仮引数名は省略可能です。
int summation(int, int);
<#include文>
#include文には、様々な定数の定義とともに、ライブラリ関数のプロトタイプ宣言が記述されています。プログラム内で使おうとしているライブラリ関数の宣言を含むヘッダファイルをincludeしておきます。
#include <stdio.h>
stdio.h というヘッダファイルには、printf, scanfなどの標準入出力(standard i/o)関数のプロトタイプが宣言されています。