<代入演算子>
(例) i = i +
10;
i
+= 10;
上の例は、いずれも同じ結果になります。すなわち+=という演算子は、「左辺に右辺を足したものを左辺に代入する」という意味になり、「代入演算子」と呼ばれます。人間の思考にとっては、「iに10を足したものをiに戻す」というより「iに10を足す」というほうが自然です。その意味で、代入演算子を使うと、簡潔であると同時にわかりやすいプログラムになります。
(例) data[r[n1+n2]-c[n1-n2]][r[n1-n2]+c[n1+n2]]
+= n;
この例を+=を使わずに書いたらどうなるかを考えれば、その意味が分かるでしょう。
+に限らず、たいていの二項演算子(+, -, *, /, %,
<<, >>, &, ^, |)は同様にして代入演算子にすることができます。