<反復からの脱出 break文>
break文は,switchのブロックから脱出するときだけでなく,forやwhileのループから脱出するときにもよく使われます。
反復処理を行っているとき,ある特別な条件の時にループを終了させたい場合にbreak文を使います。
(例) ループ {
文1;
if
(条件文)
break;
文2;
}
<多重ループから一気に脱出 goto文>
多重ループの時,break文はそれが含まれるループから一つだけ脱出するしますが、一気に抜けたいときにはgoto文を使います。
(例)
while
(...) {
while
(...) {
if
(...) // 問題が生じたら
goto
ERROR; // ループを抜けて...
}
}
ERROR:
... // エラー処理
一般にgoto文による無条件ジャンプは、構造化プログラミングにおいては避けるべきものとされています。多重ループからの脱出は、goto文を使ってよいとされる数少ないケースの一つです。
<処理のスキップ continue文>
反復処理を行っているとき,ある特別な条件の時に以降の処理をスキップし,次のループ処理まで進めます。ループを抜け出すわけではありません。
(例) ループ {
文1;
if
(条件文)
continue;
文2; //上のifが正のときは実行されない
}